家を元気に長持ちさせる、たった一つの方法とは?

16.7.2.

　 はじめまして榎木です。梅雨に入ってから関西も大雨の日が多いですね。降りかたによっては恐怖を感じる
こともありますよね(*^_^*)。仕事柄私は家の外部(屋根・外壁・ベランダ）をリフォーム工事で携わることが多い
ため、雨には非常に敏感になります。特にこの時期はお客様から雨漏りに対する問い合わせが多く、こちらとしましても雨漏りの原因を見つけるのにお客様からの情報の聞き出しに余念がありません。
　例えば、築10年経っても新築と見間違えるような家と、老朽化が激しい家。この差は建てた工事店の技術ではなく、10年間住んできた人のお手入れの差です。
家はお手入れしなかったら確実に傷んでいきます。
　家は壁紙が剥がれたり床に傷が入った位では、家の寿命は短くなりません。家を老朽化させて寿命を短くさせて
しまう致命的な原因は、そのような内部の損傷ではなく外側の損傷です。家を外側から破壊して、寿命を短くする
「家の天敵」。それは雨水です。雨水は、屋根や外壁の僅かな隙間から入り込んで家を腐らせます。気付いた時には被害が拡大していて、大掛かりな修繕が必要になることもよくあります。ですので屋根と外壁を常に健康に保って、雨水を家の中に侵入させない事!これこそが家を元気に長持ちさせる、たった一つの方法なのです。
　家も人間の体と同じで屋根・外壁は修繕が遅くなればなるほど費用も余計に掛かってしまうので、家の治療にお金を掛けないためにも、また建物の資産価値を守るためにも、定期的な健康診断と早期の治療が大切です。
少しでもお役に立てれば幸いです。